Webサイトにとって、SEO対策を行うことはとても重要です。
検索でWebサイトが上位に表示されるようになればなるほど、自社の商品やサービスを知ってもらうことができ、ビジネスチャンスが広がっていきます。
しかし、SEO対策に取り組みたいけれどノウハウや知識がないという方も多いのではないでしょうか?
そんな時には、外部のSEO専門業者に依頼すると、自社で取り組んで工夫するよりも効率的にSEO対策を実施できます。
この記事では、これからSEO業者を選定しようと考えてる経営者やWebマーケティング担当者に向けて、SEO業者を選ぶ際に注意すべきポイントを5つ解説していきます。
1.SEOについての基礎知識を身に付けておく
SEO対策がどういうものか、何を行うべきなのかを知らないままSEO業者に相談をしてしまうと非常に危険です。
悪質な業者であれば、こちらに知識がないのを良いことに効果の出ない詐欺まがいの手法を提案し高額な見積もりを提示してくる可能性もあります。
そういった悪質な業者に騙されないためにも、SEO対策についての最低限の知識は学んだうえでSEO業者を選ぶようにしましょう。
SEO対策は主にGoogleの検索エンジンで上位表示させるための手法であり、Googleが推奨する手法や考え方が公開されています。また、SEO業者の選び方についてもGoogleからガイドが示されているため、確認しておくようにしましょう。
2.どんなサービスを提供している業者かを知る
一口にSEO業者と言っても様々なタイプの会社があります。規模や得意とする作業内容が異なるため、候補となったSEO業者ではどんなサービスを提供しているのかを把握するようにしましょう。
SEO対策では、主に次の4つの作業を行うことになります。
- 分析:自社Webサイトや競合Webサイトの分析
- キーワード選定:SEO対策する検索キーワードの選定や分析
- サイト改善:SEOに最適なWebサイトへの改善
- コンテンツ制作:Webサイトのコンテンツとなるページや記事の制作
作業内容で費用は大きく変わる
どの作業を依頼するかによって費用は大きく変わります。
また、サイト改善やコンテンツ制作に関しては、SEO業者がこれらの作業のコンサルティングだけ行なってくれるのか、実際の改善や制作作業まで行なってくれるのかによっても費用は大きく変わってきます。
予算や自社のリソースも考慮しつつ、どこまでの作業をSEO業者に依頼するべきかも考えておくようにしましょう。
3.信頼できる会社や担当者かどうか判断する
SEO対策は、対策したらすぐに結果がでるというものではなく、早くても数ヶ月以上経ってから結果が現れてきます。
中長期的な付き合いになるため、SEO業者やその担当者が信頼できるかどうかが非常に重要になってきます。
- 過去の成功事例を開示してくれる
- 専門用語を多用せずに分かりやすい説明をしてくれる
- どんな手法を用いてSEO対策するかが明確である
- 強引な売り込みをせず、ヒアリングを重視した営業をしている
- メリットだけでなく、デメリットもはっきり伝えてくれる
傾向として、上記のようなSEO業者や担当者は信頼できると言えます。実際にSEO業者に相談をするときには、これらの点を意識することをおすすめします。
4.相見積もりをとる
ポイント2で述べたように、SEO業者によって対応可能なサービスが異なります。
得意とするジャンルも各SEO業者によって様々なため、基本的には相見積もりをとって複数のSEO業者を比較したうえで、どの業者に依頼するかを選ぶようにしましょう。
同じようなサービスでも業者によって大きく見積もり価格が異なる場合があります。
そういった時に、なぜこの値段になっているのか深堀りしたり、他社の見積もり価格を提示したりするとコストダウンができるかもしれません。適切な価格でSEO対策を行うためにも、相見積もりをとることをおすすめします。
5.間違ったSEO対策を知る
ポイント1で触れたように、SEO対策にはGoogleが推奨する手法や考え方があります。
しかし、SEO業者の中には間違った手法でSEO対策を実施しているところも一部あるため、そういった業者には依頼しないように気をつけましょう。
代表的なものとして、次の3点を紹介します。
1.大量のリンクを貼る
ひと昔前のSEO対策では、Webサイトへのリンク数が多いと検索上位に表示されていたことがありました。
現在ではGoogleの検索アルゴリズムの変更により、リンクが大量に貼られているSEO対策ではペナルティを受けるようになっていますが、未だにこの手法を使うSEO業者も存在しています。
2.ページ内にキーワードを詰め込む
かつては、ページや記事内に検索キーワードが多数含まれていると、検索上位に表示されることがありました。
そのため、背景と同じ文字色でキーワードを大量に書いたり、文章内に不自然なほど大量にキーワード入れ込むSEO対策が実施されていたのですが、現在では効果のない手法となっており、場合によってはペナルティを受けてしまいます。
このような手法を提案する業者とは契約しないようにしましょう。
3.低品質のコンテンツ制作
SEO対策ではコンテンツを充実させることが重要となっています。
ただし、信頼性の低い情報ばかり書かれていたり、他のサイトからコピーしてきただけのような低品質なコンテンツではGoogleから評価はされません。
Googleのガイドラインでも、検索上位に表示されるのはユーザーの検索意図を満足させるオリジナルで良質な記事であるとされています。良質なコンテンツ作りを提案してくれるSEO業者を選ぶようにしましょう。
SEO業者の選び方を意識し、効果的なSEO対策をしましょう
今回は、SEO業者の選び方についてポイントとなる内容をご紹介してきました。
- ポイント① SEOについての基礎知識を身に付ける
- ポイント② どんなサービスを提供している業者かを知る
- ポイント③ 信頼できる会社や担当者かどうか判断する
- ポイント④ 相見積もりをとる
- ポイント⑤ 間違ったSEO対策を知る
失敗せず、効果の高いSEO対策を実施するために、今回ご紹介したポイントを踏まえてSEO業者を選ぶようにしてください。
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