WEB広告でいかに競合に勝つか?WEB広告を成功させる2つの視点

ウェブ広告を出したら売れる!もうそう時代ではなくなりました。

私が広告を始めた2013年頃は広告を出せばすぐに集まったのですが、多くの企業が参入したことで以前ほど簡単には広告で成果がでなくなりました。

なぜなら、多くの企業がウェブ広告に参入するようになっており、世の中には似たようなサービスや同業種の競合が数多くいるからです。

では、どうしたら競合に勝てるのか?

ここでは「競合をどう分析するか」ではなく、「競合にどう勝つか」についてお伝えしていきたいと思います。

目次

競合に勝つための2つの視点

まずはウェブ上でお客様に選んでもらわなければいけません。

お客様は必ずウェブで比較検討します。ページを見ていきなり「問合せ」ということはまずないでしょう。

比較検討の後に選んでいただくためには「商品力」が必要です。

お客様が必要としているサービスでなければ、選ばれることはありません。

商品力ともう1つ必要なのは質の高いアクセスです。つまり、ターゲットとなるお客様を広告から集める必要がある、ということです。

ターゲットなるお客様を集める方法については下記で詳しく書いていますので、そちらを確認してみてください。

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ではここでは商品力とは何かついて掘り下げていきましょう。

競合に勝つにはUSPが必要?

USPとは(Unique Selling Proposition)のことで、自社の商品やサービスの持つ、独自の強みのことです。

USPとは「自社しかできないこと」ではない!

USPは「独自の強み」として定義されるわけですが、「自社にしかできないこと」なんてそうそうありません。

もしそんなものがあれば市場を独占できるわけです。

USPとは世界で唯一のサービスや商品を作れ、ということではありません。

USPとは自社が選ばれる理由は何か、ということです。

そのため、広告で競合に勝つためにはまずは自社の強みを棚卸しする必要があります。

自社の強みは何か?

自社の強みの棚卸しは紙とペンさえあればできます。

深く考える必要はないので、ブレスト的に書き出してみたり、チームで確認してみましょう。

正解も不正解もないので、とにかく書き出します。

なぜ紙に書き出す必要があるか?

それは言葉にできないことは、お客様が認識できないからです。

サービス価格、サービスの品質、保証、提供期間、利便性、簡易性など、様々な視点で考えてみましょう。

お客様を行動させる

自社の強みを考えて頂いたわけですが、ここからもう一歩先へ進まなければなりません。

それは、

「御社の強みを伝え、お客様に行動してもらう必要がある」

ということです。

人が行動する理由

「人は感情で買い、理論でそれを正当化する」

これはコピーライティングの世界でよく言われることですが、お客様の感情にアクセスしなければならいという事です。

限定などが良い例です。

例えば、

「このブログの記事は明日には削除するので、必要な箇所は今すぐコピーしておいてください」

そう言われると、コピーしておいた方がいいかな、と考えるはずです。

(上記は事例でこのブログ記事は削除しませんので事例として捉えてください)

なお、感情だけでは不十分です。

なぜならお客様は「サービスによって得られる価値」を購入するからです。

お客様には価値を伝える!

お客様には価値を伝えなければいけません!

では具体的に価値を伝えるとはどういことか、というと

「広告が得意です!」

というよりも

「広告で御社の売り上げを2倍にします!」

と伝える方がいいわけです。

実際にはどうでしょうか?

「広告が得意です!」と言われても「何が得意なの」という感じですが、「売上2倍にします!」と言われたら、話でも聞いてみようかなと感じるはずです。

でも多く広告やランディングページでは、

「広告が得意です」「広告が得意です」「広告が得意です」

と繰り返し伝えているのです。それでは成果がでません。

価値の伝わらないページは成果がでないのです。

競合にいかに勝つか?

そもそもビジネスをする上で競合がいない事はありません。自分で全く新しいサービスを作らない限りは競合は存在します。

そのため、競合にどう勝つかが重要です。それを考えることが戦略です。

なんとなくかっこいいLPを作って、ただ広告を出している企業はすべからく失敗しています。

そうではなくて

お客様はどんな悩みを持っており
どうして自社がその悩みを解決できるのか言語化する

これが対セグで

広告でどんな人を集めるかを考え、ホームページやランディングページを何を伝えるかをしっかりと検討する。

それがウェブ広告で競合に勝つために必要なことです。

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